高齢者活躍人材確保育成事業とは
労働力人口の減少等により、サービス業等での人手不足や、育児・介護等の現役世代を支える分野での担い手の不足が問題となる中、当該分野での高齢者の就業を推進することは喫緊の課題である。
しかしながら、高齢者の中には、働くことに意欲的な方がいる一方で、経済的理由から働く必要がない、引退して好きなことを楽しみたい等といった理由から、必ずしも働くことに意欲的でない方や企業・官公庁を退職後に何をすべきか悩む方も多くみられる。また、地域の企業の中には、未だ高齢者の活用に積極的でない、または興味はあるがどのように活用していいか分からない企業も散見される。
こうした高齢者や企業・官公庁退職予定者及び企業・官公庁に対して、自己の都合や働く意欲の変化に応じて臨機に就業機会を提供することにより人手不足問題の解決に寄与するシルバー人材センターをセミナー等で周知・広報すると共に、就業に必要な技能を付与する講習の実施。また、実際の就業体験を通じて、高齢者・企業双方の理解を深めることにより、シルバー人材センターにおける高齢者の一層の活躍を促進する事業です。